肩こりの原因は「肩」にない?衝撃の「仰向け」体験から学んだこと
「肩が痛い」と伝えた僕が、なぜか仰向けにされた理由
「体の内側も外側も、そして心も、豊かでありたい」
そんな真っ直ぐな想いを掲げ、整体師と麹士の二足のわらじで活躍されている、オーガニックサロン・シュラパナのYokoさん。
先日、心と身体が同時に整うという「開運マッサージ」を体験してきました。
僕自身、全身がガチガチなのは自覚していたのですが、最近は特にパソコン作業での「肩こり」が深刻。迷わず、肩の重点的なケアをお願いしました。
ところが、施術スタートの一言目に、僕はフリーズしました。
「では、仰向けで」
正直、一瞬パニクりました。
「え? 肩なのに仰向け?」
「うつ伏せでグイグイ揉んでくれるんじゃないの?」
言われるがまま横になりつつ、頭の中は半信半疑…
ところが、Yokoさんがメインで解きほぐし始めたのは、肩ではなく「首」や「胸」、そして脇の下から鳩尾(みぞおち)にかけてでした。
「なんで、胸なんですか?」
思わず尋ねた僕に、Yokoさんは静かに、でも確信を持って答えてくれました。
「肩こりは『現症』なんです。すでに出ちゃっている結果なんです」
その一言が、僕の固定観念を根底から揺さぶり始めました。
火災現場を叩いても火は消えない。身体が教えてくれた「現症」と「原因」の違い
Yokoさんに言われた「肩こりは現症(結果)である」という言葉。
施術を受けながら、僕は自分なりにその意味を咀嚼していました。
一言でいうなら、「困っている結果」か、「それを引き起こした大元」かの違い
• 現症(症状):今、実際に痛みが出ている「火災現場」のようなもの。
例:肩が痛い、腰が重い、頭痛がする。
• 原因:その火災を引き起こした「火種」や「燃えやすい環境」。
例:長時間のスマホ(巻き肩)、腕の使いすぎ、姿勢の歪み。
今回、僕の肩を悲鳴をあげさせていたのは、実は「胸の筋肉」の縮みでした。
前側に引っ張られた結果として、後ろ側の肩が張り詰めていた。
だから、火災現場である肩をいくら揉んでも、火種である胸を消火しなければ、すぐに再燃してしまう。
たった15分ほどの施術でしたが、終わってみて驚きました。
あんなに重かった肩の上がり具合が、まるで別人のように軽くなっていたんです。
肩が痛いなら、肩に触れる。
そんな当たり前だと思っていた「対症療法」の限界を、僕は身をもって体感しました。
人間関係の悩みも「胸」から。表面のトラブルに惑わされない生き方
Yokoさんの整体で学んだ「現症と原因」の話。
これは、僕が向き合っている対人関係や、日々の心の葛藤にも、全く同じことが言えると感じました。
目の前の「嫌だな」と思う出来事や、噛み合わない会話。
それらはすべて、身体でいう「肩こり(現症)」に過ぎないのかもしれません。
つい僕たちは、表面上のトラブルをどうにかしようと、相手をコントロールしたり、正論をぶつけたりしてしまいます。
でも、それは火災現場で煙を払っているようなもの。
身体の肩こりが「縮こまった胸」に引っ張られて起きていたように、
心の悩みも、実は「ギュッと固まった自分の本音(胸の内)」が引き起こしているのではないか。
本当に大切なのは、表面的な相手の言動に振り回されることではなく、自分の心の奥深く—整体でいえば「胸や鳩尾」にあたる部分にある、「本当の自分の声」を聴くこと。
「自分は本当はどう在りたいのか?」
「何を大切にしたいのか?」
物理的な胸の筋肉をほぐして肩を自由にしたように、「胸の内」にある火種(原因)を認めて、その強張りを緩めてあげる。
そうして自分の本心にリーチできれば、不思議なことに、表面上の問題は驚くほど自然に、根本から解決へ向かっていくのだと思います。
身体の仕組みを通して、心の在り方まで教えてくれたYokoさんの施術。
まさに「開運」の名の通り、僕自身の視界がパッと開けるような、貴重な体験となりました。
Yokoさん、大切な気づきを本当にありがとうございました!


